ソロキャンプを始める時、テントの選択はとても慎重になるかと思います。
いろんな比較サイトを見たり、好きなキャンパーのSNSを見たりしながら、
どの形、どのブランドにしようと決めて、ようやく決まって来ても
微妙な形の違いや値段の違いでまた迷って。。
自分もテント選びにはめちゃくちゃ迷いました。
今回に記事では、僕がソロキャンプの相棒に決めたTOMOUNTのテントレビューをします。
少しでも参考になれば嬉しく思います。
目次
1,パップテントとは?
パップテントと言われるテントは、軍人が野営で利用するために開発されたテントで
パップテントという名称の他に、「ハーフシェルター」とも呼ばれます。
利用人数は、1~2人を想定されて作られています。
軍人が利用するテントとして、設計されたパップテントは
ソロキャンプでのメリットが多いのも特徴です。
メモ
①コンパクトで持ち運びが楽
②シンプルな構造なため、設営、撤収が手軽
③耐久性に優れていて、難燃性、撥水性が高い
2,パップテントの素材について
アウトドアメーカー各社は、それぞれ素材を工夫しているので
テントを選ぶ時に素材の確認をしておくことをおすすめします。
①コットン素材(綿素材)
熱に強い。
天然素材で手触りが良い。
防水性は高いが、生地が水を吸収するため
雨により、重くなる。長時間の雨には弱く雨漏りする可能性がある。
②ポリコットン素材(T/C素材)
ポリエステルとコットンの混紡素材。
コットン100%に比べて、軽量かつ耐火性、耐水性に優れている。
③ポリエステル素材
防水性に優れていて、軽量。価格が安いものも多い。
火に弱いため、焚き火は離れた場所で。
④ナイロン素材
防水性と軽さに優れた素材。
登山家やツーリングキャンパー、自転車キャンパーに選ばれている。
ポリエステル素材同様、火には弱い。
3,TOMOUNTのパップテントを選んだ理由
私がTOMOUNTのパップテントを選んだ理由は
シンプルにデザインが良くて、価格が安いからです。
3-1 TOMOUNTテントの良さ
ここは完全に好みの問題なのですが
選ぶ段階で個人的にTOMOUNTテントの良かった4点です。
①インナーテントがある
②インナーテントの専有面積がテント内の半分のため、前室がある
③テントの左右にスペースがある
④無骨感だけではなく、生地に温かみヴィンテージ風のベージュ色。
微妙さですが、人にはやっぱり譲れないこだわりがありますよね!(笑)
特に、①~③はとても重要でした。
3-2 TOMOUNTテントの価格
TOMOUNTのパップテントは、Amazon価格で18,900円(税込)
調べた限り、パップテントの価格相場は
5,000円~70,000円の価格幅がありました。
なんとか1万円台で希望のテントを見つけたいと思っていたので
この価格はとても有り難かったです。
4,TOMOUNTの機能性
ここからは、実際のテントの機能面を紹介していきます。
4-1,テントサイズ
テントのサイズ:長さ360cm×幅200cm×高さ115cm
インナーサイズ:長さ210cm×幅80cm×高さ100cm
収納サイズ:縦50cm×横20cm×幅20cm
※重量:5.7kg
インナーテントですが、
私は身長が172cmですが、横になるスペースに不自由さは一切感じませんでした。
横幅的に、十分寝返りが打てて、縦の長さでは、足元に荷物が置けるくらいの余裕があります。
コットを持っている方は、事前にサイズを確認しておくことをおすすめします。
4-2,テントの素材
TOMOUNTテントの素材は、コットン35%、ポリエステル65%のポリコットン生地(TC素材)です。
夏は涼しく、冬は暖かいのが有り難いです。(4シーズン利用可)
TC素材なので、耐火性は高く、また遮熱性や紫外線カットにも優れています。
雨天時の利用についてですが
コーティングは無く、耐水圧は1,000mm以下です。
ただポリコットン素材ですので、雨天時の利用でも雨漏りの心配は無いかと思います。
インナーテントは、メッシュインナーなので虫除け対策十分で
底面は、210Dのオックスフォード生地を使用していて
耐水圧は、2,000mm~3,000mmです。
雨天時でも利用は出来ますが、豪雨時の利用はおすすめ出来ません。
4-3,「4パターン」の使い方
①フライシート
インナーテント使わない想定で、利用します。
②オープン
インナーテントを利用し、アウトドアリビング利用をします。
③シェルター
緊急時などの利用方法です。
左右をペグダウンせず、ジッパーを開いた状態で利用します。
すぐに日陰が作れます。
④クローズド
全面をジッパーでフルクローズします。
プライベートを確保できます。
5,TOMOUNTを注文する時の注意点
購入を決める前に、こちらを確認してください。
商品が届いて、いざキャンプ!となった時に
下記を見逃して、思い通りのキャンプにならないという事が無いように
参考にしてください。
5-1,跳ね上げポールについて
TOMOUNTテントの写真は、前面がオープンになっていて
跳ね上げられていますが、跳ね上げ用ポールはセットになっていません。
注意してください!
一応、TOMOUNTで別売りで販売されているのですが
参考までに、私が使っているポールは、写真の黒色の細いポールです。
▼Amazonで、2,480円です。安くて軽く使い勝手が良いのでおすすめです。
5-2,ペグについて
ペグはしっかりとしたものが、入っています。
サイズ:6mm×22cm
ただキャンプ場によっては、このペグでは上手くペグダウンが出来ない
可能性があります。一般的なキャンプ上では一切問題ないと思いますが
大きい石が多そうな場所、特に河原キャンプでの利用を予定している人は
鍛造ペグを持参されることをおすすめします!
6,TOMOUNTパップテントの内容
・外帳
・内帳
・ポール(2本)
・ペグ(22本)※6mm×22cm
・ロープ(6本)※2m×4本、2,5m×2本
・収納袋
7,TOMOUNTの設営方法
TOMOUNTのパップテントは、
女性でも一人で設営できるほど、簡単に設営出来ますので
詳しくは、説明しませんが、ステップだけ記載します!
STEP.1 外帳にポール2本刺し、自立させる
タープを立てる時と同じ要領で、予めペグを仮打ちしておいて
テンションを調整しながら立てていくと簡単に自立します。
STEP.2 底面8箇所をペグダウンする。
STEP.3 インナーテントを入れる
STEP.4 前面を跳ね上げる。
You Tubeで実際に設営している動画も見れるので
わからない方は調べてみてください。
出典:YouTube ゆでたまごさんチャンネル
8.TOMOUNTテント以外で迷ったパップテント
価格比較で検討に乗らなかったり
微妙なデザインの違いで、検討から外れてしまいましたが
迷ったパップテントをいくつかご紹介します。
①BUNDOK(バンドック)ソロベース
②Soomloomミリタリーテント
③テンマクデザイン 軍幕テント
※商品価格は全て2021年8月末時点
9.まとめ
実際に、TOMOUNTのテントを使って数回
ソロキャンプをしていますが
不自由を感じたことはありません。
とても満足しています。
Amazonのレビューを見ると
少しイメージと違った方もいらっしゃったようですが
幸い自分は、イメージ通りで期待通りの商品でした。
TOMOUNTのパップテントを検討する際にお役に立てれば幸いです。